環境調査の仕事Environment Job
近隣家屋調査
土木工事や建築・解体工事が始まる前に、現場に隣接する家屋(建物内外・外回り・境界ラインなど)の現況調査をする仕事です。 ごくまれに、工事が原因で周辺家屋を傷つけてしまうことがあり、そのような事態に備えて行う事前対策調査になります。
仕事の流れ
「近隣家屋調査」の基本的な流れは以下の通りです。
【1】野帳の作成
調査の記録用紙(野帳)になるものを簡単に作成していただきます。 建物の間取りやエクステリア(境界塀・犬走り・石積など)の位置をフリーハンドで描いていきます。 最初は少しコツが必要ですが、慣れてくれば定規で引いたような建築図面を一瞬で作れるようになります!
【2】家屋調査の実施
スタッフ(班長)の指示に従い、調査の記録作業を担当していただきます。計測した情報を小型ボード(白板)に記入し、その周辺状況と共に撮影していきます。 並行して【1】で作成した野帳には、撮影ポイントや計測データなど必要な情報を書き込んでいきます。 写真枚数は多い所で100枚以上になることもありますので、シャッター回数だけならプロカメラマンも顔負けでしょう!
【3】測量補助
スタッフ(班長)の指示に従い、測量作業をサポートしていただきます。測量器と長尺棒を利用して地盤の高低差(レベル)を測定していきます。 路上の作業になりますので、一般の方にも配慮しつつ、優しい対応でイメージアップを狙ってください!
この作業を1日3~5件程度のペースで進めていきます。
班長(2、3年目)になると、指示側の作業を担当することになります。
キャリアパス
環境調査部(正社員)スタッフのキャリアパスは以下の通りです。大まかな期間を示していますが、実際には個人の能力・意欲に応じています。
■初年度(年収350~450万円)
班長のアシスタントとして、基本の業務を習得していただきます。OJT形式で進めていきますので、ポジティブな姿勢を期待しています。
■2、3年目(年収450~550万円)
指導を受けながら、班長業務(事前調査)を習得・担当していただきます。独立班としてサブ(準社員等)を連れて、現場を完了させる技術をマスターしてください。
■4、5年目(年収500~700万円)
事後調査および算定業務なども含めて担当していただきます。建築や補償のロジックをよく理解しておく必要があります。
■10年目以降
能力に応じて班編成や営業職などをお任せする場合があります。まとめ役として大きく貢献できます。
また、当社では資格取得奨励制度(功労金・資格手当など)を設けていますので、入社後のステップアップとして国家資格の取得にチャレンジされてはいかがでしょうか。
奨励資格 | 建築士(1・2級) |
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補償業務管理士(事業損失) |
こんな人が向いてる!?
建築・測量に興味のある方、建物の絵を描くのが好き!という方には、比較的フィーリングが合うのではないでしょうか!? 自分の手で野帳(専用の記録用紙)を仕上げていく工程は、建築設計をしているような感覚があって面白いですよ!
■この仕事のポイント!
この家屋調査という仕事、実は建設工事のスケジュールの中でも一番最初に行うものなんです。 現場にいると「さぁこれから工事が始まるなぁ!」という、ワクワクした雰囲気が伝わってくるのではないでしょうか。 私たちの調査がないと安心して工事を進めることができません。街づくりを支える大切な仕事、ぜひ体感してみませんか!?
勤務地
堺支店
東大阪支店
条件等に関してはこちらをご覧ください。